店舗デザインにとって成功とは

店舗デザイン

店舗デザインを行う上で「成功」というのは、どういうことなのでしょうか?

ただただデザイン的に美しければよいというものではありません。
「成功=繁盛店になった」と考えてよいでしょう。

一般的にはへんてこりんに思えるようなデザインでも、業態や立地にピタリとはまったり、ターゲットを狙い撃ちするようなものなら繁盛店になります。
デザインが立地や業態とちぐはぐだと商売もうまくいかないものです。
また詰めが甘くて開業した後にトラブルばかりということもあります。

 

失敗例を見てみましょう。

ひとめ惚れした家具があるとします。
自分の店にピッタリと思って購入したものの、いざ座ってみると落ち着かない……色合いや雰囲気が合っていても、座り心地が良くないというのは困ったものです。

 

一般的に椅子とテーブルは28センチ程度の差があることが理想的と言われています。
椅子とテーブルの差が短いと足が組みづらく、差が長いと食事をするには適当とはいえません。海外からの輸入家具は座面が高かったりします。

見た目や雰囲気だけで家具を選ぶのは危険です。
作り付けのテーブルやカウンターとの兼ね合いを必ず考えてください。

またテーブル間の距離もお客様の居心地に関係してきます。
隣とのテーブルの間が狭いことは、お客様同士の距離も狭くなるということでもあります。
経験がある方も多いかと思いますが、通路の狭いと隣の人の大きなバッグがぶつかったり、テーブルとテーブルの間を通るときに体がぶつかったりと、不快なことも起こります。
一方で学生など若い人がターゲットの店舗ではわざとテーブル間の距離を狭くする手法もあります。

また、空調は大いに居心地に関係あるといえるでしょう。
場所によっては、エアコンが効きすぎる場所も出てくるかもしれません。
厨房内のエアコンは、火を使う場所でもあり、そうとうな馬力のエアコンが必要かと思います。
戦略的に考えながら快適な店舗づくりを心がけましょう。